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プロバイオティクスと免疫力

3月が目前となり、日差しにも勢いが感じられるようになってきました。桜の花が待ち遠しいですね。 ところで、この冬はノロウイルスやインフルエンザが大流行し、最近ではマダニから感染するウイルスによって死者が出たなど、感染症による健康被害の報告が後を絶えません。このような中、近年注目を集めているのが腸管免疫系という体のしくみと、その機能を高め…
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沖縄の旅(2)・・・沖縄の食はどこへ向かうのか

沖縄の食では、鳴き声のほかは捨てる物がないというほど豚肉が重要な位置を占めていますが、それは14世紀に当時の琉球が中国の属国になったことによるもので、中国の使者が船に豚を乗せて渡来し、半年ほど滞在する間にその豚を料理して食したことが、沖縄に豚肉を食する習慣をもたらした起源だそうです。それから、沖縄では「ごちそうさま」の代わりに「ぬちぐす…
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摂生が裏目に…「新型栄養失調」

見た目の体型が痩せているわけでもなく、本人は普通に食べているつもりでも、栄養失調に陥る人が近年増えているそうです。「がん」「心臓病」「脳卒中」の発症を恐れて、コレステロールや脂肪の摂取量を抑えようと、卵や肉類などの動物性食品を食べることを控えている人が発症するということです。こうした栄養失調は「新型栄養失調」と呼ばれ、国民健康・栄養調査…
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果物を食べない日本人

先月の末、長野市に在住している叔母から「シナノゴールド」という黄色いリンゴが届きました。ジューシーで歯ごたえもあり、とても美味しいリンゴです。叔母は毎年12月には「フジ」も贈ってくれるので、我が家では秋から冬の間は、リンゴを食べるのが日課になっています。そんなに食べ続けても飽きないのは、さっぱりとした自然の味だからなのでしょう。  と…
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米の「うまい話」

今月に入って、お待ちかねの新米が出回り始めました。我が家でも早速購入して食べ てみましたが、やはり新米の味は格別ですね。 ところが近年、日本人があまり米を食べなくなり、いわゆる「米離れ」という現象が起こっていると指摘されています。下図(国民1人に1日あたり供給されている熱量がどのような食物でどのくらいまかなわれているかを示したグラフ…
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国際的ながんのリスク判定について

 がんは発見が遅れると致命率が高く、さらに生活習慣に影響を受ける部分が大きいという特徴があることから、生活上の何が予防につながるのか、また何がリスクを高めるのかといった情報は、多くの人にとって関心度の高いものだと思います。なので、これまで様々な情報が飛び交い、中には全く科学的根拠や有効性のない情報に振り回されて、ライフスタイルを変容させ…
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がんに効く食べ物はあるのか?

前回は、魚油の構成成分であるn-3系不飽和脂肪酸の肝臓がんに対する効用について書きましたが、このほかにも発がんの予防効果が報告されている食品成分がありますので、そのいくつかを列記してみましょう。 ■スルフォラファン(sulforaphane) ブロッコリー,カリフラワー,芽キャベツなどに含まれる有機硫黄化合物。 発がん性物質を…
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肝臓がんと魚食(n-3系不飽和脂肪酸の効果)

2ヶ月ほど前に国立がん研究センターは、多目的コホート研究の結果から、青魚やウナギに多く含まれているn-3系不飽和脂肪酸(EPA,DHAなど)*を多く摂っているグループほど肝がんの発生リスクが低いことを発表しました。肝がんの多くはB型・C型肝炎ウイルスの感染者から発生しますが、肝炎ウイルス陽性者に限った解析結果からも、同様に肝がんリスクの…
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日本人のがんの要因について

厚生労働省が今年1月に発表した「2011年 人口動態統計の年間推計」によると、悪性新生物(がん)による死亡数の推計は35万8,000人で、1981年に脳血管疾患を抜いて以来、死因の第1位となっています。ちなみに、1980年のがんによる死亡数は16万1,764人ということでしたから、30年間で倍以上増加したことになります。このようにがんに…
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カルシウム利用を阻害するもの(栄養素編)

地球上にあまた存在する物質の中で、人間の体を作り、動かし、機能を維持する極めて重要な役割を担う物質が栄養素なわけですが、そんな栄養素も必要以上に摂取すると、必ず何らかの弊害が起きます。以前このブログでも、ビタミンEの過剰摂取が骨粗しょう症を招くということに触れましたが、今回は過剰に摂取すると、体内のカルシウム利用を妨げる栄養素についてま…
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カルシウム利用を阻害するもの(蓚酸について)

食品に含まれる成分には、体内でのカルシウム吸収や代謝に対してマイナスに作用するものもあります。その代表的なもののひとつに、野菜類やイモ類に含まれる蓚酸があります。蓚酸は体内でカルシウムと結合して不溶性の蓚酸カルシウムを生ずるために、カルシウムの吸収と利用を阻害するばかりでなく、排泄する際に尿路に結石を生じさせることが確認されています。 …
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骨の健康を支える栄養素(その1)

骨粗しょう症は、超高齢社会の日本において推計患者数1300万人を超え、特に60歳代の女性の約半数、80歳以上の男性の約半数が骨粗しょう症に罹っていると考えられています。骨粗しょう症で最も困ることは、骨がもろくなることで骨折しやすくなり、特に大腰骨頚部(足の付け根)を骨折すると歩行困難になり、いわゆる「寝たきり」状態になってしまうというこ…
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やせた女性と骨粗しょう症

4月29日の朝日新聞朝刊一面トップに『赤ちゃん細る一方 妊婦のやせすぎ一因・・・』という記事が掲載されていました。新生児体重が30年以上減り続け、最も多かった1980年と比べると250g減っており、その主な原因は、妊婦がやせていたり妊娠中の体重増加を抑えたりすることにあり、若い女性のスリム志向や「小さく産んで大きく育てる」という…
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ビタミンEと骨粗しょう症 (効果的な栄養素の摂り方)

3月の初め頃、ビタミンEの過剰摂取によって骨粗しょう症が引き起こされるという研究成果についての報道がありました。慶応大を中心とする研究チームが8週間にわたってマウスにビタミンEを過剰に摂取させたところ、骨の新陳代謝に関わる破骨細胞*のはたらきだけが大きくなり、マウスの骨量が減少したというものです。 ビタミンEは脂溶性(…
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「やせ」と健康上の諸問題

世界を悩ます「肥満」は、糖尿病,高血圧症,脂質異常症,動脈硬化症,血栓症,がんなど、数多くの疾患の危険因子となるといわれていますが、では「やせ」*にはそうした問題はないのでしょうか。 前々回のブログで、日本では若い女性を中心に「やせ」の人が増加している実態について書きましたが、上図を見るとおわかりのように、…
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ダイエット志向とフードファディズム

先月、京都大の研究グループが、トマトの中に体内の中性脂肪を減らす働きのある成分があることを発見したと発表しました。その物質は「13-○X○-ODA」という脂肪酸の一種で、脂肪を燃焼させる遺伝子を増やす効果があり、トマトの中でリノール酸*から生成されるとのことです。人間ではトマトを1日6個、トマトジュースなら1日3回200mlずつくらい摂…
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「肥満」をめぐる世界の情勢

日本では、中年男性を中心に肥満者が増加傾向であることは前回述べましたが、世界的にはどのような状況なのでしょうか。下表は2010年に世界保健機関(WHO)が公表した「2010年度肥満率の高い国ランキング」の一部で、肥満率(%)は各国の人口に占めるBMI*25以上の人の割合です。大洋州地域に肥満率の高い国が集中していますが、6位にアメリカが…
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二極化する日本人の体型

「食の欧米化」は、日本人の摂取栄養素にも変化をもたらしました。下図は1日に必要なエネルギー量をP(たんぱく質),C(炭水化物),F(脂肪)の3つの栄養素がどのくらいの割合でまかなっているかを示したものです。経年変化を見ると、炭水化物の摂取割合が徐々に減少し、たんぱく質と脂肪が増加してきている様子がわかります。近年は特に脂肪の摂取割合が基…
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日本人の身長と「食」

明治時代の科学者・池田菊苗は、昆布の旨味成分を解明し、「味の素」の生みの親として知られていますが、それは明治32年にドイツに国費留学した際、ドイツ人と比べ自分の体格が貧弱であることに劣等感をおぼえ、日本人の栄養状態を改善することの必要性を強く感じたことがきっかけだったといいます。菊苗の体格がどの程度だったのかは分かりませんが、縄文時代か…
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食料自給率に映し出される日本人の「食」

近頃、日本の食糧自給率の低下が問題視されています。一般に食糧自給率として報道されているのは、生産された食料の熱量(カロリー)によって算出された数値で、正確にはカロリーベース総合食料自給率(供給熱量自給率)といいます。ちなみに平成22年度の自給率は39%でした。この数値は、下のグラフを見ていただくとお分かりのように、先進国の中でも異例の低…
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「食」を営むためのポイントと 「食」にかかわる諸問題

より良い食生活をおくるためには、踏まえなければならないポイントが3つあります。 まず、現在の自分の体にはどのような栄養素がどのくらい必要なのかということ、そしてその栄養素を摂るためにどのような食品をどのくらい食べればよいのかということ、3つ目はその食品をどのように調理して食べるのかということです。 「食」は、この3つ…
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「栄養素」と「栄養」のちがい

「人を良くする」と書いて「食」という文字になりますが、文字通り私たちが食したものは私たちの体に変わり、健康状態として現れます。そしてこうした生命活動に必要不可欠な・・物質を「栄養素」といい、その「栄養素」が体の中で利用されていく・・現象を「栄養」といいます。 では、簡単な質問を一つ。次の2つの言い回しはどちらが正しいでしょうか? …
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